四神相応(しじんそうおう)とは?

四神相応(しじんそうおう)は、中国・朝鮮・日本において、天の四方の方角を司る「四神」の存在に最もふさわしいと伝統的に信じられてきた地勢や地相のことをいいます。
四地相応ともいいます。

なお四神に中央に「黄龍」(おうりゅう)、あるいは麒麟を加えたものが「五神」(ごじん) と呼ばれています。

中国や朝鮮での風水における四神相応は、背後に山、前方に海、湖沼、河川の水(すい)が配置されている背山臨水の地を、左右から砂(さ)と呼ばれる丘陵もしくは背後の山よりも低い山で囲むことで蔵風聚水(風を蓄え水を集める)の形態となっているものをいいます。
この場合の四神は、背後の山が玄武、前方の水が朱雀、玄武を背にして左側の砂が青龍、右側が白虎です。


日本では次表のように、四神を「山川道澤」に対応させる解釈が一般に流布しています。

方角  東  西  南   北
四神  青龍 白虎 朱雀  玄武
地勢  流水 大道 くぼ地 丘陵
         沼


『ウィキペディア(Wikipedia)』

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